2 décembre 2012

Cycling: Keep the paceline

今日は2時起き。
というのも、昨日は18時に寝たから。

こういう生活もいいな。
2-6時の間なんて、普通の人は活動してないからな。


今回はずっと気になっているけど、なかなかいえないことをここで言おう。
自分はロードバイクに乗ってから7年近くのキャリアがあるので、集団走行はそれなりにできると思っている(実業団上位に行ったら罵倒されると思うレベルだけど)。



「自転車に乗られている」人が多すぎる、というのが今日のテーマ。



仙チャリの練習、特に冬期のクル練なんかはスピードも出ないからいろいろな人が集まる。
練習に多くの人が参加すること自体は歓迎すべきことなんだけれども、他人を危険に巻き込んでしまうようなレベルの人もいる。
そして、注意しても理解できない人もいる。

以下に集団走行の注意点を書くので、仙チャリの練習に来る人はよく読んでおくように。


1.まっすぐ走る ハンドリングがうまくできない人は、ふらついて走る傾向がある。基本的だけど難しい。

2.前を見て走る
 ペースが上がったときにありがち。集団で走行中にメーター見ようとか思ったりしてはいけない。よい子はおうちに帰ってから確認しよう。

3.ハンドサインを必ず出す
 左折、右折、停止など、自転車だからといって軽視しないで出す。先頭は後ろの仲間の命を預かっているといっても過言ではない。

基本的なところはこの3点だ。
そこそこ走れるようになると、下記の点も注意してもらいたい。

4.ラインを急に変えない
 後ろの人がびっくりするからやめてください。

5.急にペースを上げない(アタックしない)。
 レースペースの練習のときのみ許されます。クル練では厳禁。そういう練習をしたいひとは自分ひとりでやってください。

集団走行のメリットは空気抵抗を分散できるので、速くかつ遠くまでいけることだ。
美しいローテーションは芸術である。


ローテーションでありがちなミスは下記の点だ。

6.長く牽きすぎる
 みんなと同じ時間を牽こうとして、結果的にオーバーペースになり、後半に千切れていく。これでは、集団のメリットがない。できる範囲で牽けばいい。
 しかし、牽かないでずっと後ろにいるのも問題だ! そういう人に限って、後半に元気よく飛び出してペースを乱す。

7.ホイールを重ねる
 車間ととりすぎもよくないが、近づきすぎもよくない。20-40cm前後が適切だと思う。近づきすぎて、前の人の後輪と自分の前輪が重なると、接触落車(いわゆるハスって落車)の危険性が増大する。下のビデオのようになるので、よいこのみんなは真似しないように!


8.先頭をに出るときペースを上げる
 先頭に出ると一気に空気抵抗が増す。そこで踏みすぎて、本人の知らない間にペースが上がってしまう。これでは、後ろはインターバル状態で疲れてしまう。
 とにかくペースを維持する。自分が前に出るのではなく、前の人がよけていくイメージだ。


ローテーションの列に戻るときは、最後尾の後輪に前輪が重なったときにちょっと踏むとうまく戻れる。タイミングがずれると、一人で追いつく羽目になる。



仲間で走るのは一人よりも何倍も楽しい。
そんなに難しいことではなく、ちょっとした気配りだけで全然違う。
ベルエキップの練習会、仙チャリの練習会に行けば体で早く覚えられると思いますよ!


※ちなみに、集団走行は信頼できる仲間であるからできることであって、知らない人の後についてドラフティングすることはきわめて危険です。
知らない人が後ろにつくことがよくありますが、そういう場合は道を逸れるか、意図的にペースダウンして切り離します。
ペースアップして切り離そうとすると、向うも必死になるのでより危険です。

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